*** 2004年度 日本付着生物学会シンポジウム「人とフジツボとのかかわり」 ご案内 ****

日本付着生物学会は、2004年度のシンポジウムとして「人とフジツボとのかかわり」を下記の要領で開催いたします。

積極的なご参加をお願い申しあげます。参加を希望される方は、Fax、郵便またはE-mailにて下記事務局までお申し込み
下さい。
なお、シンポジウムのプログラムは、学会ホームページ(http://wwwsoc.nii.ac.jp/sosj/index-j.shtmlの集会の項)
および8月配布予定のSESSILE ORGANISMS 21巻2号に掲載されます。


主催:日本付着生物学会
協賛(依頼中):日本学術会議水産学研究連絡委員会、日本水産学会、日本ベントス学会、日本甲殻類学会、日本動物

分類学会、日本生態学会、日本海洋学会、日本海水学会、マリンバイオテクノロジー学会、マリンエンジニアリング学会、
日本造船学会、土木学会、日本理科教育学会、東京都生物教育研究会、腐食防食協会、日本動物園水族館協会、日本博物館
協会、火力原子力発電協会、電力土木技術協会、日本塗料工業会、NPO海ロマン21、水産無脊椎動物研究所、
シップ・アンド・オーシャン財団 

企画の趣旨:
 海岸に行くと誰もが眼にするフジツボ。貝の仲間と思っている方もいるようです。
この身近な生き物フジツボの
生物学的プロフィールをしっかり学習し、有害生物として取水設備や船舶に付着して汚損原因となる実態と対策に
ついて、また意外に知られていない有用生物としての側面を掘り下げます。今回は、フジツボの研究者だけでなく、
この分野で先端研究を目指す学生諸君にはもちろん、自然観察に親しむまた理科教育に関心のお持ちの方に、発電・
船舶・港湾関係等の技術者など多くの方に、「フジツボと人とのかかわり」の最前線を分かりやすく理解していただく
シンポジウムを企画いたしました。

日時:2004年11月18日(木曜日)午後1時から19日(金曜日)午後3時まで(二日間)

場所:日本科学未来館 
住所:〒135−0064 江東区青海2−41
電話:03−3570−9151
交通等は、http://www.miraikan.jst.go.jp 参照

参加費:正会員・学生会員1,000円、非会員5,000円、学生・院生2,000円および高校生以下無料(要学生証)、

小中高校教員割引3,000円(要事前申し込み)(要旨集代を含む。なお懇親会参加費は別途4,000円、学生2,000円)

プログラム
    18日(木曜日) 13:00〜18:00 

  はじめに
13:00〜13:05 会長挨拶               日本付着生物学会会長 坂口 勇
13:05〜13:10 企画の趣旨             前日本付着生物学会会長 山口寿之

  [ フジツボの生物学 ]
13:15〜14:05 フジツボの分類と進化(貝とどこが違うのか、その個性と歴史)
  千葉大学海洋バイオシステム研究センター教授 山口寿之
14:10〜14:40 フジツボの生活史と生態(どんな生活をして、付着場所までたどり着くのか)
  北里大学水産学部助教授 加戸隆介
14:40〜15:10 フジツボの生態、地域性および季節的消長(日本と香港とを比べてみる)
  Ecology, regional and seasonal changes of barnacles ミ Comparison of intertidal zones
  between Japan and Hong Kong (英語での講演です)
    香港大学Swire Institute of Marine Science助手 Benny K.K. Chan
15:15〜16:25 フジツボの付着(集まってくっつくユニークなしくみ)
  電力中央研究所上級特別契約研究員 松村清隆・秋田県立大学生物資源科学部助教授 岡野桂樹

    休  み

  [ 有害生物としての側面 ]
16:35〜17:15 発電所とフジツボ(うまく付き合うと見えてくる新しい光)
  M姫路エコテック 山下桂司・神谷享子
17:20〜17:50 船とフジツボ(付着による推進への影響は?)
  神戸大学海事科学部助教授 内田 誠

  −懇親会− 18:00〜 約2時間 (館内レストラン)
     ミネフジツボ、カメノテを試食いただきます。

19日(金曜日) 9:30〜15:00 
9:30〜10:00 フジツボと新規防汚塗料(付着生物でフジツボを防ぐ)
  大成建設M技術センター主任研究員 川又 睦
10:05〜11:00 フジツボと電気化学(電気を使って付着を防ぐ)
  栗田エンジニアリングM技術顧問 川辺允志 

  [ 有用生物としての側面 ]
11:05〜11:30 珍味なフジツボ(こんな食材あったんだ)
  宮城県気仙沼水産試験場技師 押野明夫

   昼 食

12:30〜13:00 生理活性物質の資源としての利用(知られざるフジツボのスーパーパワー)
  東北大学大学院生命科学研究科教授 村本光二
13:05〜13:30 フジツボによるコンクリート構造物の耐久性向上(フジツボがコンクリートを守る)

  (独)港湾空港技術研究所材料研究室長 濱田秀則
13:35〜14:00 自然教育の教材としての魅力(フジツボと友達になろう) 
  横須賀市立自然・人文博物館長 林 公義

  休 み

  [ 総合討論 ]
14:10〜15:00 先端研究の今後の課題および人とのかかわりをより良くするための展望


                                       
       問い合わせ先  〒299-5105 千葉県夷隅郡御宿町岩和田300
       (財)海洋生物環境研究所 中央研究所内 日本付着生物学会事務局 
       担当:原、青山 Tel 0470-68-5111、Fax 0470-68-5115
       E-mail sessileorg@kaiseiken.or.jp