2008年日本プランクトン学会・日本ベントス学会合同大会公開シンポジウム

開催日時:2008年9月7日(日)10:00〜16:00
開催場所:熊本市月出3-1-100、熊本県立大学新講義棟 大講義室
   
参加費無料(学会会員ではない方も聴取することができます。)

シンポジウムタイトル:閉鎖性内湾水域環境の現状と今後への展望  

 閉鎖性内湾水域の環境については、九州地方では、有明海において平成12-13年に大規模な赤潮発生によって海苔の色落ちが発生した。一方、八代海においても、平成12年には渦鞭毛藻による赤潮によって養殖魚に約40億円の被害を被ったのをはじめとして、毎年にように有害赤潮が発生し、藻場の衰退も目立っている。このような問題に端を発して、これらの海域では環境・生態系の現状についての把握と再生に向けて、さまざまな取り組が行われてきた。また、日本の沿岸の多くの海域(瀬戸内海、伊勢湾、東京湾など)においても、衰退した環境・生態系の再生に向けた調査研究を含むさまざまな活動が行われている。本シンポジウムにおいては、それぞれの海域における取り組みの総括的なレビューではなく、実際にそれぞれの海域で調査・研究活動に係わっている研究者から見た海域の環境・生態系の現状についての報告を行い、今後の展望などについての率直な意見を披露していただく。また、シンポジウム参加者との討論の中で、この問題に対する相互の理解を深めたい。

   八代海の環境とその再生に向けて
     大和田紘一、吉田 誠、生地 暢、永田大生、岩竹悠里、坂本将基、仲地純子(熊本県大・環境共生)

   有明海で発生する大規模赤潮、貧酸素水の拡大、地球温暖化の影響
     堤 裕昭、玉置紗矢香、木村千寿子、堤 彩、高松篤志、大倉さちえ(熊本県大・環境共生)
   
   瀬戸内海の水域環境と低次生物生産
     多田邦尚(香川大・農)

   木曽三川流域と黒潮に連動する伊勢湾生態系の応答
     関口秀夫(三重大大院・生物資源)

   (東京湾:淡水・熱負荷による環境影響への危惧)
     野村英明(東大・海洋研)

   シンポジウムコーディネーター
   (2008年日本プランクトン学会・日本ベントス学会実行委員会:大和田紘一、堤 裕昭)

   [問い合わせ先]
    2008年日本プランクトン学会・日本ベントス学会実行委員会事務局:堤 裕昭
    tel: 096-383-2929 (内線774), E-mail:taikai@plankton-benthos2008.jp